バカと旅行と大失策なおはなし

198日とは1年の365分の198にあたる期間で月に直すと約6か月半である。

大体月が7回公転するくらいの期間でもある。

僕がこのブログの更新をこれだけほったらかしにしていた理由はひとえにこの存在を意図的に忘れていたという一言に尽きる。大学でGPAと殴り合いをしたりサークルを作ってみたり中核派と仲良くなtt…というのは冗談だが,ともかくこれに掛ける時間が無かったのである。

しかし昨今の無言キャス*1やシュワチンブロガー*2の動向を見るにつけて,いやがおうにもこのブログの存在を想起せざるを得なくなった。ということで適当にネタらしくもなく面白くもなんともない「これまでの旅行で犯した自分の失策」を時系列順に並べていこうと思う。

 

1.2011年12月 北海道・豪雪と寝坊と判断ミス

概要:12月26日,急行はまなす青森駅でのポイント凍結,連絡列車遅れおよび信号機トラブルにより50分遅れで青森駅を発車した。途中函館駅での停車時間を削ることでなんとか30分遅れで札幌駅に到着。すぐに折り返してエアポートで南千歳へ,そして乗り継ぎ苫小牧へ向かったものの,時刻表の確認を怠った結果8分差で日高本線に逃げられる。失意のまま札幌へ戻るも今度は札幌圏が豪雪でダウン。当日の宿の取ってある滝川へ向かうため石勝線経由で新得へ向かったが新得到着時に函館本線が復旧し無事憤死。結果クッソ非効率的なルートで滝川へ向かうこととなった。

原因:列車遅延,寝坊(新札幌発車直後に起床),時刻表の確認ミス,自爆

 

2.2012年8月 島根・運休区間への突進

概要:山陰本線は路盤流出により奈古~須佐間で不通となっていた。同じころ,山口線でも地福駅周辺での土砂流入により運休が発生していた。そこにサンライズからスーパーおきの乗り継ぎをキメて意気揚々と乗り込んできた馬鹿がひとり。駅で調整中の文字を見て絶句。てっきり長門市から先の区間が運休していると思い込んでいたため益田駅で息を引き取る。蘇生後なんとかバスを確保し広島駅へ脱出するも今度はバスが30分遅れ,席を確保していたさくらに逃げられ再び死亡。人権のない自由席で小倉へと向かう羽目になった。これだから島根は

原因:自爆

 

3.2012年8月 福岡・奇跡的な連鎖

概要:田川後藤寺駅は難儀な駅で,後藤寺線日田彦山線とが接続しているもののホームが死ぬほどわかりづらく離れている上,田舎のくせに絶妙な接続で列車が発車する。そして後藤寺線の列車は到着時に必ず2列車がホームを挟んで対面している。さてやってきたのは,つい1日前に運休区間に突撃し見事爆死を決めたETR終身名誉死刑囚(15)。田川後藤寺駅で下車し反対側の列車に乗り換えたものの放送で原田行きであることに気づいた。『この列車は原田行き』のアナウンスを聞いた馬鹿の貌はみるみる青ざめ,その瞳は自動織機よりも速く左右へ動いていた。早速成層圏まで飛び上がり,『なんでホームが遠いんだ』『案内にも問題がある』と駅前の犬に説くも『分かりづらいのは分かり切っていたこと』『調べなかったそちらさんサイドにも問題がある』と反論、その反省が見られない態度に黒田は激怒,手始めに後藤寺線の車両に男気ツーシームを命中させて黙らせると,駅の手本を見せるべく強引に新宿駅と駅対決を開始。黒田の渾身の変化球はベンチで見ていた田川後藤寺駅まで曲がっていきポイントを粉砕,無事男気を注入した。満足げな表情で成層圏から地表に降下するも離陸時にパネルが崩落し穴が開いていたため空中分解し夏空に揺れる真昼の流星となった。これについて緒方広島カープ監督は『(文句をつけるのは)結果論』とコメント。なお石原町での乗り換えは間に合う模様。

原因:田川後藤寺駅の構造,自爆

 

4.2016年9月 広島・『アッ、ホテルがない!』*3

概要:九州での日程を終えて広島へ向かう限界オタク。疲れからか、不幸にも黒塗りの広島に到着してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、車の主、暴力団員谷岡に言い渡された示談の条件とは…。後輩の目前に晒されるあまりに屈辱的なJTBの痴態、渦巻く憎悪と疲労に翻弄されて…。一瞬のスキをついて形勢を逆転した限界オタク。噴出した怒りはやがて灼熱の西条を点火する。

原因:代理店の都市名(広島県西条→愛媛県西条)取り違え

 

―おしまい―

 

 

 

 

 

 

*1:旭駅本屋 ←ここのひと

*2:オルソンブログ ←ここのひと

*3:元ネタは『アッ、滑走路がない!』,航空事故関連の週刊誌記事。