ETR2020年終活シーズン終了!戦いを文章で振り返る

こんにちは。社会への出荷が決定しましたETRです。昨年とは異なり今年はちゃんと決まりました。というわけで戦線を振り返っていこうと思います。昨年度のを先に読んでもらえると理解がしやすいはずなので未読の方は先にそっちをどうぞ。

昨年度の記事はこちら→
http://etrpersonal.hatenablog.com/entry/2019/06/21/023617?_ga=2.22241147.1135605533.1591979417-1460269408.1486910589


2019年11月(開始)

この時点での自分のステータスは
☆大学院への推薦入試合格(飛び級で授業を履修中)
☆終活は全落ち打ち切り

でした。じゃあなんでお前今年終活してたんだということなんですが「飛び級した大学院が面白くなかった」という一言に尽きます。理系ならともかくとして、文系の大学院なんて本当に好きだったりその学問が面白いと感じない限り行くもんじゃありません。自分自身も自分の専攻が好きだったはずなんですが、大学院での講義やワークショップ、学会等に参加して
「なんやこれ全然おもんないわ」
となってしまっていたんですね。
そしてそこに追い打ちをかけたのが計算耐性の低さです。経済というのは一部の専攻を除けば100%数学にまみれますし、理論系は最早数学科です。そしてその純粋数学チックな数学ととことん相性が悪かった。まあ元々理系からドロップして経済に来てるのでわかってた話ではあるんですが。そのうえうちのボスは延々と理論だけやってる学者(実務に参加できない)なので政策系なのに経験を積めないという非常に面白くない状況に気付いたわけです。しかも結局数学にまみれても結局は文系で就職するしかないという現実もありました。そういう事情でこのあたりの時期から
「大学院進学を放棄して就活する」
ことを意識し始めることとなりました。ということで冬インターンへの応募を始めたのが大体この時期です。

出した企業は鉄道、海運、メーカー、小売と非常に多彩でした。まあ出したうちの半分くらいは切られてしまったわけなんですが。以下自分が参加した企業の一部を抜粋して載っけます。

JR西日本
JR東日本
商船三井
高島屋
日立
オムロン
日本製粉
日本製鉄
日本触媒
イオン
UR

とまあ見事にバラバラですね。この辺については1月~2月でまた記述します。

 


2019年12月

このタイミングで
「大学院を捨てて就職する」
という本筋が固まります。
しかし単位は揃い切っているので休学するしかありませんでした。(うちの学部には卒業論文がないため)
結局中旬にボスとも相談の上休学届を提出、ここから本格的に終活が始まる……と思っていたんですが行きたいところは大体締め切っていたのでこっからインターンどこ出せばいいの?となってあんまり動けなかったのが実情です。この時期にちゃんと動いていればもう少し早く内定が出たのかもしれません。

 

2020年1月~2月中旬

この時期に1年前の全落ちトラウマから終活への適応障害という診断をもらい以降はメンタルお薬とお付き合いをしながら終活を続けることとなりました。そしてセミナーアンドインターン面接アンドインターンアンドインターン申し込み。インターンの選考結果が概ね見えてくるころなので空いた日程に先着順インターンを放り込みインターンをこなすだけの日々でした。業界研究?なにそれおいしいの?程度のアレだったのでここで本格的に絞り込んでいくような格好になったわけです。そういうこともあって面接があるようなインターンは全落ちしました。最低限の業界研究もせずに面接受けりゃ当然ですね。あと1社だけOB訪問に行きました。これはセミナーに参加した際に先方からお誘いがあったからです。今年に関しては様々な事情により結果としてはこの時期が一番忙しかった気がします。そして早い企業だともうこの時期からリク面が始まります。自分もいくつか接触がありました。さて、諸兄はご存知のことかと思いますがインターンシップといっても種類は色々あります。先ほど挙げた企業を例にとって見ていきましょう。

JR西日本→ESによる選考あり。内容はGD3本勝負+座談会。終わったらリクルーターからの接触あり。
JR東日本→ESによる選考あり。内容はGD+座談会。交通費満額支給。接触は基本なし。
商船三井→ESによる選考あり。内容はカスみたいなドリルと座談会。接触なし。
高島屋→ESによる選考あり。内容は陽キャの権化のような自己紹介+GD+座談会。接触なし。
日立→選考なし。インターンという名の合説+座談会。詐欺。グループ会社の早期選考案内あり。
オムロン→選考なし完全先着順。GD。接触なし。
日本製粉→選考なし抽選。GD。接触なし。
日本製鉄→選考なし完全先着順。2段階あり、説明会と工場見学(今年はコロナで飛んだ)が別日程である。接触はないが早期選考案内あり。
日本触媒→選考なし。インターンという名の早期説明会。接触なし。
イオン→選考なし完全先着順。GD。接触なし。
UR→ESによる選考あり。内容はフィールドワーク+GD。接触なし。

とまあ詐欺からグループディスカッションからフィールドワークからかなりバラバラです。ただ、ひとつ重要なこととして、冬インターンが早期選考やリクルーター面談へのチケットになっているケースが結構あるので行けるだけ行っといた方が良いです。


2020年2月下旬

コロナ、直撃。
インターンセミナーが軒並み消えました。
クソ暇になったので遊んでました。おわり。

 

2020年3月

ES&WEBテストラッシュ。
但しこの時期には自分の適応障害が「パソコンに向かうとギャン泣きする」程度には悪化していたので思ったより数を出せませんでした。薬で押さえつけるにも限界があったわけです。しかも薬のおかげで頭が回らないのでテストが意外と鬼門に。就寝前の薬を服用して精神が落ち着いている深夜に毎日ESやWEBテストを何とかしてこなしていた状態なので仕方ないっちゃ仕方ないんですが。そんなわけで生活リズムが滅茶苦茶になっていました。そのせいで企業からの電話を取り損ねることもしばしばありました。ここも再走ポイントだと思います。かなり進んでいた企業ですら電話を取り損ねて落ちています。来年以降に終活する人は注意した方が良いでしょう。結局ESを出したのは全て大手企業、合計30社でした。うち半数近くは面接にすら進めなかったんですが。ちなみに去年のSPIを使い回した会社に全落ちするという謎の快挙も成し遂げています。

3月末時点
エントリー完了   23
うち2次面接進出   1
  1次面接進出 10
書類/電話寝落ち    10
書類結果待ち        2

残り持ち駒          13

 


2020年4月

WEB面接ラッシュ。ですがここで情勢が味方します。
自分は元々記憶力という点において他の人より劣るのですが、WEB面接ならば記憶力は必要ありません。ZOOMなりTeamsなりなんなり開きながら横にESの原稿とか想定問答を書いたwordを開いとけばいいからです。そして記憶する必要がなくなった分突発的なやり取りや地雷発言避け(=余計なひとこと避け)に頭のリソースを割けます。ついでに交通費もかかりません。マルチタスククソ苦手&地方の人間からしたら正直この面接WEB化の流れは願ったりかなったりでした。まあだからといって通るわけではないんですけどね。そしてこの時期は大手企業の2次締切の時期にあたるので細々とESも書いてました。実際は3月に書くより格段に書類が通りにくいんですが3月に書けなかった分を取り返すにはこうするしかありませんでした。


4月末時点
持ち駒繰り越し+追加エントリー完了 計20
うち2次面接進出    1
  1次面接進出    6
 ES/テスト落ち  5
    2次面接落ち     2
 1次面接落ち        4
  書類結果待ち        2

残り持ち駒           9

 


2020年5月上旬

コロ助蔓延により多くの企業が採用を止めてしまったため暇を極めていました。ESの締め切りもなければ面接もなく、久々に心穏やかに過ごせた気がします。この時期は薬が少なかったり飲み忘れたりしてもなんとかやれていました。

 

2020年5月下旬

再びのWEB面接ラッシュ。
コロ助の終息が見え始めたことから企業が採用を再開したのでそれなりの数の面接をこなしました。そんな中インターンから早期選考ルートを進んでいた会社から唐突に最終面接のご連絡が。結果なんとかその会社に拾ってもらい、晴れて終活に一区切りつけることが出来ました。

5月末時点
持ち駒繰り越し     9
うち内定        1
  2次面接進出   1
  1次面接進出   3
        2次面接落ち     1
        1次結果待ち     2
        書類結果落ち   1

残り持ち駒            7

 


2020年6月
6月に入って恐ろしいことに最終面接が大挙して押し寄せてきました。一方で残弾の消費スピードも上がってきています。面接の時点でお祈りしてくれたのが2社増えました。そして持ち駒は一切増やしていません。まあ内々定もらってるので良いっちゃ良いんですが。さらにコロ助が明けてきてしまっているので対面での面接が増えてきます。WEB面接では強かったADHDもこうなってしまっては形無しです。恐らくですが残りは落ちるでしょう。


6月13日時点
持ち駒繰り越し 7
うち内定            1
2次面接進出         1
1次面接進出         1
最終面接落ち  1
1次面接落ち         2
終結果待ち       1

残り持ち駒        4

 

☆昨年度との比較
昨年度の終活と比較すると、動き出しがかなり早かったためなんとかなってくれたという感じがあります。単純に昨年は院進するつもりだったので動き出しが3月中旬とかいう死ぬほどなめ腐ったアレでした。結局昨年は最終面接に2つ進んだだけでESと1次面接時点で20社近くに切られるという有様だったのですが実は今年も傾向としてはほとんど変わっておらず、書類や1次面接落ちばかりでした。拾ってもらえたのは本当に運が良かったとしか言えません。やっぱり文系の就職は地獄です。また去年と同じ会社に出し、同じことを書いて書類通過し、同じことを面接でしゃべったにも拘わらず、去年はそこそこ行けて今年は1次落ちというケースが複数発生したのでマジで面接は運です。

 

☆どんな会社に出してたか
イメージング業界のメーカー、鉄道、小売、不動産が軸でした。イメージングはカメラ使ってる話から持っていきやすかったこと、鉄道と小売と不動産は自分の専攻と結びつけやすいからというのがその理由です。それ以外は適当に締め切りに間に合いそうなところを選んでました。

 

☆落とした各社に対する恨み言
サイレントはやめろ。頼むから折り返し電話を取ってくれ。懇談会という名前で面接をするな。15分ぽっちの面接でこっちの人生分かると思ってんのかクソボケ。大手のくせに日本語の崩壊した設問を作るな。締め切りから2ヵ月近く引っ張ってお祈りするな。自分からES出してくれとか電話かけてきときながらインターンも本選考も1次面接で落とすな。サイレントはやめろ。書類の受領くらいメールで自動返信しろ。サイレントはやめろ。SPIとかいう劣り散らした試験を使うのをやめろ。引き続きよろしくお願いいたしますとか言ってサイレントするのをやめろ。OB訪問と名を騙って同じ大学のOBでもない人間に会わせて選考をするのをやめろ。書類の合否のメールくらい寄越せ。忘れたころに不採用通知送ってきてサイレントじゃないふりするのをやめろ。謎に2回不採用通知メールを送ってくるな。


☆具体的にクソだった企業は?

3の会社(海):インターンで落としといて本選考書類締め切り直前に怪文書をメールで寄越したり自分から電話をかけてきてES提出を懇願したくせに1回目のリク面でサイレント。インターン組しか通したくないなら最初から電話なんてしてくるな。

2の会社(束):上に同じ、但し半日のセミナーに交通費全額出してくれたのでもう気にしてないフシはある。

6の会社(Q):席数限定のOB訪問で人間を囲い込む。そこに行けなければ絶望。あと息をするようなサイレント。と思いきや忘れたころにお祈り。

西日〇鉄道:第1回の締め切りで出した書類の結果通知を2か月引き延ばした畜生。国際部隊と国内部隊で応募分けてるくせに国内部隊にも英語を要求する謎ムーブもあった。

商〇三井:エントリーシートワードサラダ怪文書を書かされる。頭がおかしくなりそうだった。

ブラ〇ー工業:高々15分の面接1回で最終面接に進めるかどうか決める会社。気が短すぎる。

高〇屋:400字のガクチカ1本だけ書かせて志望動機も訊かずに落とす畜生。二度と使わん。

日本〇媒:終活の軸だけ訊いて志望動機も訊かずに落とす畜生。滅べ。

キオ〇シア:上に同じ

南〇電鉄:どうもストレート卒業以外を取りたがらないらしく周囲の留年経験者や既卒組が全員お祈りされていた。地所通過者すら落とされる無慈悲カンパニー。

三〇マテリアル:n日以内に連絡しますとか言っときながらn日経っても連絡を寄越さない純粋なクソ。結局3n日かかってお祈り。

近〇グループHD:ES出しても無反応の典型。うんともすんとも言わないし、不採用通知すら省略する有様。

日〇生命:上に同じ

J〇Eスチール:OB訪問といいつつ大学と全く関係のない人を寄越してきて選考をするカス。連絡途絶からお祈りまで3か月。

 

☆来年度以降の終活戦線についての展望
今年は情勢によりWEB面接が多数を占めましたが、先述の通り筆者はそれに救われたところがあります。多分対面だと切られてたでしょう。難易度的には記憶がクソ苦手だったり人前に出ると記憶が飛ぶ社会不適合オタクにとっては去年より易化,但し定員減でトントンといったところでしょうか。ともかく、来年度以降もWEBで選考する流れが残るのであれば、これまで終活弱者だったADHDオタクの立場がひっくり返る可能性があります。雰囲気だけのウェイが優位な選考はOB訪問等のコネが必要な一部の大企業のみになり、割とオタクも対等な条件で終活が出来るようになるかもしれません。いわば今年は、コロ助という外的要因によって起こされたとはいえ、対面という終活戦線の支配的システムが大きく動いた場合どうなるかの試金石的な年であったとも言えるでしょう。
一方で来年度、WEBから対面への再帰が起こった場合は、コロ助不景気で椅子が減るだけに非常に厳しい戦いを強いられることになります。まあどっちにせよ面接官との相性という不確定要素が大きすぎるので運ゲーであることに変わりはありませんし、最低限の対話能力がなければ切られるのは間違いありません。これからこの戦線へと出征していくオタク各位にはこれを踏まえて是非ともうまくやってほしいところです。

 

☆結論
終活は運ゲー、あと思ったより秋冬のインターンは大事。頭おかしくなるくらい行っておくのが吉。

 

というところで今回は終わりです。思い出したら追記します。次回の内容は未定です。